石灰窒素 | 石灰窒素の製法・成分 |
石灰窒素は石灰石を焼成した生石灰に、コークスなどを混合して加熱し、カーバイドを製造、このカーバイドに高温で窒素ガスを吸化合させたものが石灰窒素である。窒素の形態はシアナミド態で、副成分として石灰、ケイサン、鉄などを含む。公定規格では窒素含量19.0%以上、アルカリ分50.0%以上となっている。 | |
石灰窒素 の性質・効果 |
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石灰窒素は黒色の重い粉末で微量のカーバイドを含むため、特有の臭気がある。主成分のカルシウムシアナミド水によく溶けるが、土壌中で分解して炭酸アンモニアに変化する過程で少量のジシアンジアミドができ、これが硝酸化成を抑えるので、窒素の肥効はなが続きする。 シアナミドは生物一般に毒性を有し、施肥後土壌中で分解してアンモニアになるまで1週間〜10日間を要するから、作物にとっても施用する人にとっても、取り扱いには注意が必要である。散布時の飛散を防ぐため、粒状石灰窒素と防散石灰窒素が作られている。 このシアナミドの毒性を利用して、雑草や病原菌や害虫を殺した上、数日あいだを空け、シアナミドがアンモニアに変化したところで作物を植えつける方法がある。 |
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石灰窒素の使い方 | |
石灰窒素は無硫酸根肥料なので湿田や老朽化水田でも使用できる。 | |
石灰窒素 水田での使い方 | |
石灰窒素を水田で使用する場合、乾田時に全面散布し、耕起する。土とよく混合してから約1週間後、湛水して田植えをする。 | |
石灰窒素 畑での使い方 | |
石灰窒素は畑の土壌センチュウの防除と石灰施用が同時に行えるので元肥に適している。石灰窒素を散布後耕起し土とよく混ぜ合わせ、1週間〜10日後に定植や播種を行う。冬場は施用後約20日以上おいて植えつける。 | |
石灰窒素 その他の注意 | |
石灰窒素は吸湿性があり水分を含むと変質する。アンモニア系肥料との混合をさける。石灰窒素散布時、他の作物に飛散しないように注意する。 | |
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