窒素肥料 塩安

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塩安

窒素肥料 塩安について詳しく解説します。

窒素肥料 塩安の概要

塩安 塩安の製法・成分
塩安は塩酸とアンモニアを化合させたもので、ガラスなどの原料であるソーダ灰の生産に伴って生産される。肥料取締法に基づく公定規格は、アンモニア性窒素25.0%となっている。包装は20kg樹脂袋入り。
塩安の性質・効果
白色の結晶で吸湿性が強いため、粒状にして湿りを防いでいる。水に良く溶け、土壌に吸着されやすい。

作物がアンモニアを吸収した後、副成分の塩酸が残り、土壌を酸性にする生理的酸性肥料である。

しかし、最近は石灰質資材の施用がいきわたり、酸性土壌が少なくなっているから、以前ほど塩安の生理的酸性を警戒しなくてもよくなってきている。

塩安は硫安よりも水に溶けやすい為、窒素の施用効果は極めて即効的ではあるが、雨による窒素の流亡も速い。多量施肥した場合、濃度障害を作物に及ぼしやすいので、元肥の量を軽くし、分施回数を多くしたほうが良い。

副成分として含まれている塩素は、作物に良く吸収され、塩素分を必要とする麻、綿、イグサなどの繊維作物には好適の肥料である。

作物に塩素が吸収されると、石灰の吸収も促進されるので、石灰を吸収させたいときに塩安の施用は効果が高い。

リン酸欠乏の激しい畑では、塩安施用によってリン酸の吸収が悪くなる。

イモ類などのでんぷん質作物には向かない。

無硫酸根肥料で、かつ、即効性の為、秋落ちしやすい老朽田のイネ、多収を狙うイネの後期追肥に適する。
塩安の使い方
窒素だけの肥料であるため、リン酸、カリの適量を他の肥料で補充する。
塩安 水田での使い方
無硫酸根肥料である為、鉄分の少ない老朽田には元肥として施す。また、生育後期に施すと繊維が多くなり、倒伏しにくいイネができる。
塩安 畑での使い方
塩安は土壌を酸性にしやすいので、酸性土壌では塩安を施す10日前に石灰質肥料を施しておく。

一方、鉄、マンガンが欠乏している果樹園や野菜畑では、塩安の施用によってこれらの成分が可溶性になり、欠乏症が回復するjことがある。

肥料あたりが強いので、野菜には播種10日前ころに施用する。

元肥には少量施用し、分施回数を多くする。
塩安 その他の注意
でんぷん質の作物には向かない。

アルカリ性肥料と混ぜておかない。アンモニアがガス化して揮散する。

塩安と他の肥料とを混合したときは吸湿しないうちに早く施用する。
「  」 より


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